筋肉が腰痛の原因?腰痛予防とストレッチは?(金沢きりん接骨院・整体院)
2022/11/21
金沢市にあるきりん接骨院・整体院院長の西村です。
気温もグッと下がり冬に向かい始めているのを感じる今日この頃。
そんな時期になると腰の痛みや違和感などを感じる人も徐々に増えてきます。
今日はそんな腰痛の原因について簡単にお話してみましょう!
目次
1.腰痛で痛めやすい筋肉
よく腰を痛める人は大体いつも同じ場所が痛くなる事が多いかと思います。
腰には負担がかかりやすいポイント、筋肉があり特によく痛めやすいのが脊柱起立筋という筋肉。
脊柱起立筋は背骨の中心部や両脇に沿って、首~腰(仙骨)まで縦に長く走る筋肉。
この筋肉は上半身を反ったり、横に曲げたり、回旋したりする時に使う筋肉。
そして重力から姿勢を維持してくれている筋肉なので、日常生活ではほぼずっと働いています。
この筋肉が硬くなって、押すと痛い事が多くなります。
特に骨盤の一番上のライン上で痛い事が多いです(画像でいうとピンク色で囲っている高さ)
もう一つは緑で囲っている高さですが、これは胸(胸椎)と腰(腰椎)の移行部でここは胸と腰の境目になる場所になるので動作をするとどうしても弱くなるライン。
2.腰痛の原因
さて、本題の腰痛の原因ですが、結論から言うとこれ一つが腰痛の原因!という物はありません。
腰痛を起こす原因は、筋肉のアンバランスの問題、筋力の問題、柔軟性の問題、重心の取り方のクセ、骨盤の傾き、股関節の硬さ、足首の硬さ、身体の使い方、心因的ストレスなど他にも色々な要素が重なり合って起こっています。
ですから、自分の腰痛を起こしている原因はこの中のどれが一番要素として大きいかを分かっていれば、それなりに腰痛のコントロールが可能になります。
腰痛をこの先も0にする事は、難しくても自分の身体にあった対処法さえ知っていれば、良い状態をできるだけ長くキープはできます。
痛みのメカニズムというのは複雑で、痛めた場所にはそれを修復しようと新しい毛細血管が入って、同時に細かい神経も入ってきます。
そうするとその場所に痛みを感じる感覚ができてしまいます。
例えば、腰の椎間板などを傷めるとそれまでは腰痛なんか感じた事もなかったのに、そこから何度も痛みが出たり、治まったりを繰り返すような状態に。
しかし、先ほどお伝えした通り自分の腰痛の原因の多くを占める部分を知っていれば、上手くコントロールできるので、痛くなったから自分の腰はお先真っ暗だと思わない様にしましょう!笑
3.腰痛になりやすい人におススメのストレッチ
色々な原因で腰痛はおきますが、これは骨盤の動き、胸(胸椎)の動きが悪い事が原因で腰に負担がかかっている人におススメのストレッチ。
他にも原因別の体操、ストレッチなどありますが……。
今日はとりあえずこれだけ紹介!
①四つ這いの状態を作る(手は肩の下、膝は股関節の下くらいに付きましょう!)
②画像上の状態を作る(左右の肩甲骨を背骨に寄せる(みぞおちか胸の骨が床落ちる様に下げると寄せやすいです)
③画像下の状態を作る(背骨が天井の方に行くように押し上げる(背中に山を作る感じ)
④ ②と③を繰り返す5回づつ位で大丈夫です。
ポイント:上の画像の状態を作る時は肘を曲げすぎない程度に肩甲骨を寄せましょう!
4.まとめ
腰痛は、筋肉、身体の使い方、柔軟性、重心、心因的ストレスなど、原因が一つに絞りづらいものですが、これを意識すると楽になるというものが個人個人でありますので、是非自分でその意識するポイントを理解して、腰痛になりづらい腰痛をコントロールできるように過ごしましょう!
何が大きな原因か分からない方は当院にお気軽にご相談ください!
では、また小出しに腰痛の原因に合った体操やストレッチも紹介していきますので、引き続ききりん接骨院・整体院のブログをチェックして下さいね。