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膝痛の原因にはどんなものがある?膝痛を予防する道具なしでできるストレッチ!(金沢きりん接骨院・整体院)

時計アイコン2022/11/28

こんにちは!

金沢市にあるきりん接骨院・整体院院長の西村です。

歩いて痛い、走ると痛い、立ち上がりで痛い、曲げ伸ばしで痛い、体重がかかると痛い

年齢問わずヒザの痛みというものは起こりますが、今日は膝痛を感じている部位とそれから推測できる膝痛の原因を簡単に紹介!

 

 

1.内側が痛い

2.外側が痛い

3.お皿の下が痛い、お皿の上が痛い

 

1.膝関節とは?

 

まず痛みの原因を知る前に簡単にヒザの構造を説明しておきましょう。

膝という関節は

太ももの骨(大腿骨)、お皿(膝蓋骨)、 すねの骨(脛骨)

の3つの骨からできています。

(すねの骨の横にもう一つ腓骨という骨もありますが、膝関節の構成という面では除外されます)

この膝の関節の中には

関節をスムーズに動かす

衝撃を抑えてくれるクッション

外部のからストレスから守ってくれる

関節軟骨に栄養を与える

ものなど、沢山の組織があります。

よく聞くのは半月板ですかね?

まあ、膝関節は超シンプルにいうとこんな感じです!

 

2.膝痛の原因

膝の構造が少しわかった所で、痛みがある部位や、どうしたら痛いかで少なからず痛めている組織を絞る事ができます。

今日は簡単に説明するので、痛みを感じている部位からどこが怪しいかをザックリ書いていきます。

 

1.内側が痛い

内側が痛いときは主に、内側半月板、鵞足(がそく)、内側側副靭帯などを痛めている可能があります。

 

半月板はよく聞く名前ですが、

半月板は内側と外側の2つあり

内側は一部筋肉にもくっついているので、動く可動性が大きく内側の方が傷める事が多いです。

 

鵞足

もも裏の筋肉(ハムストリングス)などが集まってくっつく場所。ここを痛めていると炎症が起きて鵞足炎というケガの名前になります。スポーツ選手やもも裏の柔軟性が低いと起こりやすいので注意。

 

内側側副靭帯

ヒザを横からの衝撃から守ってくれる靭帯です。外側は外側側副靭帯という名前。

 

2.外側が痛い

外側が痛いときは、外側半月板、外側側副靭帯、腸脛靭帯、腰からの症状(坐骨神経痛)などが怪しい感じ。

 

外側半月板

先ほど説明した2つある半月板の外側のもの。

X脚や股関節の痛みがある人などに痛みが出やすい場所。

 

外側側副靭帯

これも先ほど説明した内側側副靭帯と同じで、横からの衝撃から守ってくれる靭帯。

 

腸脛靭帯

太もも外側からヒザ下外側につく靭帯。これは大腿筋膜張筋やお尻の筋肉の柔軟性が硬いと痛めやすい場所。

よくジャンプする事が多かったり、陸上の選手などにも多いケガ。足の接地が悪い人は注意。

腸脛靭帯炎(ジャンパー膝)という事も。

 

腰からの症状(坐骨神経痛)

これは説明が少し長くなるのでまた別の機会に紹介しようと思います!

 

 

3.お皿の下が痛い、お皿の上が痛い

 

お皿の下が痛いときは、膝蓋腱、脛骨粗面、膝蓋下脂肪体。

お皿の上が痛いときは、四頭筋腱、二分膝蓋骨。

などが怪しいです。

 

膝蓋腱も四頭筋腱もほぼ同じ活動で、膝を伸ばしたりする時に力が入ります。

脛骨粗面はこれらの腱が一つになりくっつく場所。

よく成長期の子供たちが痛くなる場所ですね。腿の筋肉が硬い大人のランナーなども注意が必要。

 

膝蓋下脂肪体

膝に炎症が起こった時にこの場所にも炎症が起こりやすく2次被害的に痛くなる場所。

膝の伸びが悪くなって、軽く曲がっている人は脂肪体が硬くなり、曲げ伸ばしで痛くなったりもするので注意しましょう!

 

二分膝蓋骨

子供の時期、中学生前後くらいに痛みを感じてくる事が多い場所です。お皿の上というより、お皿自体の上部を押すと痛いです。

これは骨自体の問題もあるので、筋肉だけのものではありませんが、ももの前の筋肉が硬いと痛みが出やすいので注意。

 

 

3.膝に負担がかかっている人が簡単にできるストレッチ

 

痛い部位、痛めている場所、痛みある動作に合わせた、細かいストレッチはありますが……

今日は膝に負担がかかりづらい簡単なストレッチを一つだけ紹介。

 

①まず、画像のように膝を両手で抱えこみ胸にできるだけ引き寄せる

②引き寄せたら、手で引き寄せたまま膝を天井の方に伸ばしていく

③すると、ももの裏や膝の裏がギューッと伸びる感じがあると思います。

④その感覚があればそのまま20秒キープ

POINT

画像は膝の前から両手で抱え込んでいますが

膝のうらで両手の指を組んだ方が膝に負担が少なく引き寄せる事ができます

膝に痛みのない範囲で行いましょう。

4.まとめ

今回は痛みを感じている部位から痛めている部位をざっくり予想しましたが、他にも痛みの出る動きや、症状や、膝の曲げ伸ばしの角度など色々な事なども判断材料になります。それはまた今後少しづつブログでアップしていきますね。

今回はかなりザックリな膝痛についての解説でした。

 

分からない事、痛みなど困った事あれば、当院にお気軽にお問い合わせくださいね。

 

 

 

この記事を書いた人

院長画像

西村 隆良

きりん接骨院 院長
・柔道整復師
・NASM-PES(全米スポーツ医協認定パフォーマンス向上スペシャリスト)

石川県金沢市生まれ
痛みのない施術で痛みを取ること、痛みが出ない体をつくることを大切にしています。